はじめに
練習のときには出来ていたのに、テスト本番になると思ったようにできないという人は結構多いようです・・・。
前回までのテストがそうだったんですが、本番になると思ったように出来ないんですよね・・・。
緊張ですか・・・。
そうかもしれませんけど、ここ数回のテストもそうなんですよ・・・。
毎回か・・・。緊張以外にもあるかもしれないですね・・・。検討してみましょう!
練習では出来るのに本番になると・・・。
練習ではそこそこ出来ているのに、テスト本番となるとなぜか結果が出ない・・・。緊張とか焦りなどが考えられるのでしょうか?
Eさん:もっと練習しないとダメなんですよね・・・。
講師:今まで経験からすると、もっと練習したとしてもミスが無くなるようになるまでは、かなり長い時間がかかってしまうので現実的ではないかと。
Eさん:ちなみどれくらい?
講師:そうですね・・・。例えば「余裕で教えられるくらいのレベル」かな。今、小学校で習う「九九」のテストを受けたらほとんどできるでしょ。そんな感じです。問題に対する到達度として
①分かる
②できる
③教えられる
と続いていくんですが、「余裕で教えられるレベル」までいくと、まあ緊張すらしないでしょう。
Eさん:そこまで到達するのは大変そうですね・・・。
講師:ですね。ま、ここまでくれば合格なんて余裕なんですが、そこまでいくには結構な時間が必要なので、「合格を目指す」我々には現実的ではないですよね。
Eさん:じゃあどうすればいいですかね・・・。
講師:あえて自分に暗示をかけるというか・・・。思い込んでしまうというか・・・。そんは方法がいいのではないかと思います。
Eさん:なんか面白そうですね。
というわけで、「本番になるとできない」をどうにかしていく方法のお話です・・・。
ちょっとだけ調子に乗ってみる。
講師:前回お話した理解レベルは
①分かる
②できる
③教えられる
の3段階だったと思います。で、今の段階は「①分かる~②できる」のあたりにいますよね。それを無理やり「③教えられる」レベルにもっていきましょう!
Eさん:勉強しても時間かかるって・・・。
講師:もちろんそれが理想ではあるんですが・・・。まあ、すぐにはムリなので、軽~く調子にのってしまおうって話です。ちょっと調子にのってしまえば、変な緊張もしにくくなって、いい意味でのリラックス状態をつくるんです。
Eさん:なるほど、人間って緊張すると変なミスしますもんね。
講師:そう。それを防止しようってことです。
Eさん:具体的にはどうすればいいんですか?
講師:いろいろと考えられますので、人によって様々です。といってもそれについて「どんな方法がいいのか」検討してみましょう。
気合に頼ってみる。
講師:ま、いろんな方法があるんですが、今までの事例からいくつかみてみましょう。
まずは1つめ:「自分は天才だ!できるんだ!」って自分に言い聞かせる方法。ま、軽い自己暗示ってやつです。
2つめ:「成功している自分を想像すること」。これは明確な自分の進むべき方向性をつくって、そこに辿り着くためのレールを自分の中で見えるようにしてしまうことです。
3つめ:「見返したい奴」を想像して、見返せた時の気持ちを明確にする。つまりよく言う「リベンジ」ってやつですかね。
Eさん:どれがいいですかね・・・。
講師:いろいろですよね。でも、順番として・・・というか選び方としては「3つめ:見返す・・・」かな。でも、「3つめ」のアレンジというか変則として「幸せにしたい人」がいれば、「その人のために」ってのが個人的には好きですね。「見返す人」って、基本的にキライな人じゃないですか。そんな奴を思い浮かべるだけでも不快な気分になるというか。うっとーしいんで。
Eさん:確かに。
なんとなくみえてきたようです。
テスト本番。いきなり解かない。
ここまでで、テストまでのメンタル面については見通しが立ってきたようです。
講師:じゃあ、あとはテスト本番における注意点について。
Eさん:あとは頑張るだけ!
講師:もちろんそうなんですが・・・頑張りすぎも良くないというか・・・。
Eさん:どういうことですか?
講師:今までのテストのときを思い出してみてほしいんですが、テストが始まったらすぐに問題に取り掛かってます?
Eさん:もちろんです。時間がもったいないですから。
講師:確かにそうなんですが・・・。できればそれ、やめてみませんか?
Eさん:どうするんですか?
講師:まず、テスト開始時間になったら「始めてください」とか「チャイム」が鳴るなどの合図があると思うんですね。
Eさん:確かに。
講師:そこでいきなり問題に取り掛かるのではなく、しばらく何もしない。そして観察する。
Eさん:何を?
講師:「みんな頑張ってんなあ~」ってのを。ま、横とか後ろを見るわけにはいかないので、ぼーっと前を見てる感じで。
Eさん:なんか面白そうですね。
講師:面白いですよ。そんなことしてるうちにいい感じに落ち着いてくるんで・・・ま、1分くらいかな。
Eさん:やってみます!
というわけで、試験にリラックスして調子にのって挑んだEさん。無事に合格を手にしました!そして現在は資格によってステップアップを果たして元気にやっているそうです。
資格取得のための家庭教師やってます
動画も見てみた・・・
でも・・・という方に「直接教わる」という選択肢を用意しています。
理解が圧倒的に早まり、勉強方法についてのアドバイスやカリキュラム作成などのサポート付きなので、早期合格への近道となります。