はじめに
勉強のやる気を出すにはどうすればいいですか?
よく質問されますが・・・。
やる気が出ないんですが・・・。


ほう。
なんかのCMでやってたようなスイッチ。あるんですか?


二通りの方法があります。キーワードは「やる気or環境」。
①やる気を出す方法

簡単に出せれば苦労しませんよね・・・
講師(以下 講):やる気を出す方法かあ・・・。
学習者(以下 学):なんかあるんですか?
講:①音楽を聞くでしょ。②なんか飲む。③なんか食べる。みたいに「きっかけ」をつくる人って多いみたいですね。
学:きっかけですか・・・。
講:その他のタイプだと、「行動じゃなくて気持ちを変える」というか「勉強したあとに起こるであろう良いこと」を思いうかべるってのもあるみたいですね。
学:いいこと・・・ですか。
講:あとは「怖いからやる」って言ってた人もいましたね。その人は「今いる状況を打破するため」に勉強してたんですが、「やらないとこの状況から抜け出せないってことが怖いらしく、ひたすら勉強してましたね。
学:マイナスをイメージってところですか?
講:あとは、これも「きっかけ」の一種になるんでしょうが、カフェに行く。ってのもよくあるみたいです。
・行動をきっかけにして勉強を始める。
・気持ちをコントロールする。
こんなところでしょうか。
学:たしかによく見かけますよね・・・。
「気分」なので、出たり出なかったり・・・

やる気を出す方法はいろいろと考えられているようですが・・・
学:でも、続かないんですよね・・・。
講:それもよく聞きますね・・・。
学:最初はね、やれるんですけど・・・。それ以上に「やれない自分」が出てくるというか・・・。
講:それもよく聞きます。で、やれない理由はいくらでも出てくる・・・。
学:そう、それ!「やらない」んじゃなくて、「やれないんだ!〇〇だから!」みたいなね。
講:なんででしょうねえ・・・。こういう理由だけはすぐに出てくるし、いくらでも出てくる・・・。
学:そうなんですよね。で、いつしかやれなくなっていく・・・。
講:で、しばらくして「このままじゃいかん!」ってなって、またやり始めにもどる。これの繰り返し・・・。
学:わかる!で、いつまでたっても結果が・・・。
講:ま、そういう人をたくさん見てきました。
学:どうすりゃいいんですかねえ・・・。
講:考え方は大きく2つ
①こういう「三日坊主」状態でも、何回もやっていけば前には進んでるやろ・・・って考える。
②気分だと「気分が乗らない」ってことが発生するので、「環境」に任せてしまう。
学:環境って?
②「環境」に任せる
やる気は気分なので波がある・・・

講:ちょっと聞きたいんですが・・・。
学:はい。
講:会社に行ったら仕事しますよね?
学:そうですね。
講:やりたくない日もありますよね?
学:もちろん。
講:でも、やる・・・と。
学:ですね・・・。
講:じゃあここで考えてみましょう。なぜやるのか?
学:会社ってそういうもんだから・・・。
講:そうなんですよね。そういうもん。つまりそういう「環境」なんですよね。
学:たしかに・・・。
講:じゃあなぜ勉強は・・・。
学:なるほど・・・。この考えを応用しようと。
講:そういうこと。これが「環境」ってものなんです。あとは、これに「タイミング」ってものも追加すれば、「ルーティン」の完成!よく言われる例が「朝起きる→洗面所→洗顔」といったようなものです。
学:それを作ればいいと・・・。
講:そういうことです。
というわけで、「環境・ルーティン」を作ってみることに・・・
「気分」じゃないので常に一定
しばらくして・・・

講:勉強の進みはどうですか?
学:なかなかいいです。
講:ほう。うまく「環境・ルーティン」が作れたようですね。
学:勉強用の机とヘッドホンを購入しました。
講:ほう。
学:で、家族にも話をして、一日のうちの夕食後の30分だけ、そこに入るようにすることを宣言しました。
講:なるほど。
学:30分くらいなら・・・って応援してくれてます。で、ヘッドホンして入り込んでしまうので、あとは30分だけ!って決めているので一気にやってしまおう!ってなってます。
講:宣言したってのもいいですよね。なおさら「やるしかない環境」に身を置くことになりますから。
学:で、もちろん「今日はなあ・・・」って日もありますが
・家族に宣言してしまっている
・30分だけ
・ヘッドホンして入り込んでいる
・とりあえず1問以上
みたいに「環境とルーティン」が定まっているので、一定のペースでやれています。
講:そうですね。いいことだと思います。こういう感じで「環境とルーティン」が整っていれば「気分」とか「やる気」のことを考えなくても勉強は進んでいくはずです。
学:ほんと、うまく進むようになりました!
資格取得のための家庭教師やってます
動画も見てみた・・・
でも・・・という方に「直接教わる」という選択肢を用意しています。
理解が圧倒的に早まり、勉強方法についてのアドバイスやカリキュラム作成などのサポート付きなので、早期合格への近道となります。