問題文

次の第4類危険物が同一場所に貯蔵されている場合、その総量は指定数量の何倍貯蔵されていることになるか(1)~(5)より選べ。

ガソリン1000l 灯油2000l アセトン400l ギヤー油9000l

(1)8.5
(2)9.0
(3)9.5
(4)10.0
(5)10.5

覚えられれば簡単なんだろうけど・・・。

そうですねえ・・・。

どれがどれだか、さっぱり・・・。

じゃあ、覚え方とか攻略について検討してみましょう。

指定数量って?

まずは指定数量ってなんでしょう・・・


学習者(以下 学):なんかこういうのが出てくるとイヤになるんだよね・・・。
講師(以下 講):どうして?ま、でもよく聞きますね。そういう意見。
学:まず、数字が多いってだけで、面倒くさい・・・。
講:じゃあさ、突然だけど

5+2+1+1.5ってできる?

学:まあ、さすがにそれくらいはね・・・。
講:じゃあどうにかなるよ。今のは、この問題を解く式です。で、ここで出てくる「指定数量」ってのは「数字が大きいほど危険度が大きい」って考えてもらえればいいですよ。
学:う~ん。
講:今回の場合は、「危険度は9.5」くらいに捉えてもらえればいいです。

まず「ガソリンは200lで危険度1」ってルールなので、1000lだと「1000l÷200l=5」だから、「この量のガソリンの危険度は5」って判断する。

次に灯油は「ガソリンより危険度が低く、1000lで危険度1」ってルールなので、2000lだと「2000l÷1000l=2」だから「この量の灯油の危険度は2」って判断する。

こんな感じで考えていけばいいです。

学:ガソリンは200lで1とか聞いたことあるけど・・・全部知っておかないといけないの?
講:う~ん。できれば・・・ってとこだけど、主なものだけ知っておけば十分に戦えると思う。
学:どうやって覚えていけばいい?

覚え方

覚え方についての話です。

講:まずはこの表を見て。



学:なんかいろいろと・・・。
講:ま、これも語呂合わせってやつですな。覚え方も作ってみました。


学:先生が作ったん?どうやって?
講:まあ、やりかたというか考え方ってのがあってね。

こちらの記事で説明してます

語呂合わせで覚えてみよう

覚えるべきことはたくさんある 資格試験には覚えることがたくさん・・・計算問題はメドがついてきて・・・「暗記もの」をどうやって覚えていこうかってお話です。 学習者(以下 学):それだと、いつまでたっても合格できない・・・。 […]


学:ほう。使えそう。
講:こうやって覚えてしまえばあとは簡単♪

実際の解き方

講:じゃあまずはそれぞれの危険物について指定数量で割っていく。


講:で、それぞれを足して。で、選択肢から探して・・・(3)。
学:なるほどね。そんなに難しくないか。覚えられていれば。
講:そういうことだね。


類題練習・・・実際に手を動かして答えまでたどり着いてみましょう!

類題

メタノールが200l貯蔵されている同一施設に次の危険物を貯蔵したとき、指定数量が1以上になるものはいくつあるか?

A ガソリン 50l
B 二硫化炭素 20l
C 重油 800l
D 灯油 600l
E アセトン 300l

(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4)4つ (5)5つ

類題の答えはこちらから

それぞれの指定数量を求める

まずメタノールは400lで危険度1 実際の量は200l

200÷400=0.5

これに

ガソリン 50÷200=0.25
二硫化炭素 20÷50=0.4
重油 800÷2000=0.4
灯油 600÷1000=0.6
アセトン 300÷400=0.75

メタノールの0.5と足して1以上になるものは
灯油とアセトンの二つ

よって(2)

理論編はこちらから

指定数量の覚え方 攻略

危険物取扱者「乙種第4類(乙四)」の勉強で、多くの人がつまずくのが「指定数量」の暗記と計算です。数字が多く、似た区分(非水溶性/水溶性、石油類の第1〜第4など)が混ざるため、丸暗記だけだと本番で混同しやすいのが原因です。 […]

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